問題行動の話題


 問題行動を起こす子どもは一度はその生い立ち、生活環境を点検して見る必要があります。

・子どもを非行かさせるコツ教えます。-実体から見たベスト10-
・学校生活や個別面談でこのような注意を受けたら考えよう。
・こんな家庭に多い中学生の非行。
・子供に対するアドバイス。

子供を非行化させるコツ教えます。-実態から見たベスト10-

1.幼い時から冷たく放りぱなしにせよ。遊び相手になるとかスキンシップは全く無用。
2.欲しいと言ったら何でもすぐに買い与えよ。がまんさせることは絶対禁物
3.子どものまちがいや失敗は理由を問わず叱りとばせ。口で言うよりひっぱたく方がいっそう良い。
4.子どもがどこで何をして遊ぼうが気にとめない。遊び仲間についても全く知る必要はない。
5.兄弟やよその子と比較して、おまえは馬鹿だ、誰々を見習え!!を連発せよ。
6.忙しいのに食卓のだんらんなど無駄。子どもの話や、話題や関心などは無視すれば良い。
7.子どもが良いことや努力をしてもめったにほめるな。むしろごまかしや裏切りなど悪事をうまくやったら必ずほめよ。
8.子どもの前では決して、夫婦間の意見を一致させるな。特に父親はむずかしい問題からうまく逃げよ。
9.お金こそ人生のすべてであると身をもって教え込め。 宗教や精神生活を軽蔑させよ。
10.子どもの前で常に法律、警察、学校、役所の悪口を言い、社会の決まりや公共機関への敵意を植え付けよ。
もし以上の事をすべて忘れたとしても、次の事だけを心がけるならば、非行化は効率よく進むだろう。
”いつも夫婦仲悪く暮らし、憎しみ合い、出来れば不貞をはたらき、大人のエゴをむき出しにすること”

学校生活や個別面談の中でこのような注意を受けたら非行を注意によう。
弱い者への差別、いじめをする。
まじめに答える生徒を冷やかすようなムードがある。
頭髪をひじょうに気にする。    
清掃や係り活動を怠ける。
無理に目立つ行動をとる。     
他人をだましたり嘘をつくようになる。
上級生に目をつけられる。     
なんとなく落ち着きがなくなる。
問題行動のある上級生にあこがれる。   
不平不満が多くなる。
つまらない、おもしろくないを連発する。  
陰語や符牒を使うようになる。
感情のおもむくままの行動をとることがある。 
金品や品物に対して執着するようになる。
用事がないのに保健室への出入りが多くなる。  
特定のグループだけとつきあうようになる。
教師に対して友達のような言動をとる。  
顔色が悪くなり、食欲がなくなる。
学習成績が急速に下がり始める。  
欠席、遅刻、早退が目立つようになる。
学校に必要のない物をもってくる。 
机上などに落書きをするようになる。
清掃時に着替えようとしない。   
部活動などをやめ、ブラブラしている。
きちんとした姿勢が保てない。

こんな家庭に多い中学生の非行
毎日そろって夕食を食べない。
親が子供に接する時間が少なすぎる。
親が自分を理解してくれない。
親を人間的に尊敬出来ない。
子どもに物や金を与えすぎる。
子どもはいつまでも親の分身だという気持ちが強い。
親が一緒に遊んでくれない。そのくせ親は子供を自分の分身だと思う。
忍耐力をつけてくれない。放任である。
母親とうまくいかない。
自分をかわいがってくれない。
父親とうまくいかない。
夜外出してもうるさくいわず。帰宅時間もうるさくない。

子供に対するアドバイス。(悪いことは悪いとしっかりしつけよう)
やってはいけないこと間違った行いはしっかり正そう。
子供たちの規範認識の低下が目立っています。また他人からしかられて必要以上に傷ついたり、逆上してしまう場合も見られます。きちっとしかられる経験が欠けていることがその一因と考えられます。
<心がけてほしいこと>
◎ 親自身が「自分さえ良ければいいというような考え方をしない」、「ルールに反する事をしない」といた当然のことを自らの姿を持ってしめす。
◎ 善悪や正邪の区別などについて、幼少のころからしつけを行う。
◎ 平素の温かい愛情の絆と信頼関係を大切にし、物心つかないうちは根気づよく言葉が理解できるようになれば理由をはっきりと言ってしかる。
◎ きぶんや感情に流されないで一貫性を持ってしかる。
自分の行いには責任があるということに気づかせよう
子供たちの自己中心的な言動や自立の遅れの背景には「自己責任の考え方の欠如」があります。
<心がけてほしいこと>
  •  後片付けをきちんとさせる。
  •  家事を担わせる。
  •  異年齢集団での遊びや地域の活動を体験させる。
自分の子だけ良ければよいという考え方をやめる。
「自分の子だけ良ければよい」(いわゆる「自子主義」)といような親の考え方が、思いやりの心、正義感や社会のルールを守る心をはぐくむ上で、悪い影響を与えています。
思春期の子供からに逃げず、正面から立ち向かおう。
親は思春期の子供に対して腫れ物に触るような接し方になってします傾向があります。子供に自立を促すとともに、みづからの責任を自覚させるようにしましょう。
「普通の子」の「いきなり型」非行の前にあるサインを見逃さないようにしよう。
「普通の子」の「いきなり型」非行が増えてきていると思いますが、一見普通の子でも必ずその前にサインを発しているものです。それを親が見逃しているか、気にはなっているが目をそむけてはいないでしょうか。サインに気づいた時には夫婦間で話し合い、子供と会話を話せる糸口を見つける努力をし、必要な場合には相談機関や学校の教員、スクールカウンセラーに相談をしましょう。
身の回りの小さな事から、環境を大切にする心を育てよう。
環境を大切にする心をそだてるために、物を大切にしごみを減らす、海や山でごみを捨てないなどの身の回りの小さな事から習慣づけましょう。

 問題行動について、げんこつをくれる必要があります。地域社会、大人の毅然とした態度が必要です。


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