
不登校は学校に行けない事が、本人にとってもつらい事です。
不登校を一概に怠けと考えてしまい、安易に厳しくげんこつをあたえてしまってはあやまった対応になります。
大事なことは早めの対応です。
なるべく早く担任の先生に相談することが必要です。
不登校の種類を見極めましょう。
不登校の原因は様々の原因が考えられます。よく見極める必要があります。1. 身体的な疾病、傷害などのために休むことを余儀なくされたもの。
2. 家庭の事情(経済的理由や崩壊家庭など)のため登校が困難になったもの。
3. 親の無理解、無関心無責任のため、子どもを学校に出す努力を怠っているもの。
4. 心理的な要因によるもの
(1)分離不安…幼児や小学校低学年に見られる親から離れなれない形で現れる。
(2)優等生の息切れ…親からの心理的、自己の心理的葛藤に起因するもの。
中学校や高校で突然生ずることがあります。
(3)甘やかされタイプ…社会的、情緒的に未成熟で困難や失敗をさけて安全な家庭に逃避す
ることが原因。
小学校時代から繰り返し起こる慢性型が多い。
5. 一過性の不登校 … 「転校」「家庭的な理由」など客観的に明らかな原因によるもの。
6. 精神障害によるもの…精神分裂症、うつ病、神経症などの発病により不登校を起こすもの。
7. 怠学傾向
(1)無気力型…学習意欲に乏しく、時折やすむ。
教師や親に注意されて登校するが長続きしない。
悪化して(2)に進む場合もある。
(2)非行型…学校や家庭に適応できず、サボって遊んだり、非行グループに入って、
学校に来なくなる。
8. 積極的意図的不登校 学校に行く意味を認めず、自分の好きな方向を選んで
学校を離脱する。高校の高学年になって現れる傾向がある。
子どもを不登校にしがちな親の対応 10ヶ条
1.子どもに完璧さを要求する親 …学習・生活両面でリズムに乗りきれずストレスがたまり
学校嫌いへ。
2.子どもには勉強、親はテレビに夢中 …子どもは無気力、やがては遊びに逃避する。
3.他人の悪口を子どもの前で言う親 …特に先生についていう場合、指導や注意を
悪い方に受け取り反抗的になり学校と対立する。
4.夫をけなしたり軽く見る母親 …子どもの感情にムラが多くなり、飽きっぽくなる。
5.仕事が忙しく放任にしまう親 …子どもの欲求が満たされず、不安解消のため攻撃的になる。
6.他の子どもと比較して、我が子を競わせる親 …結果的には子どもに劣等感を植えつける。
7.わが子の優秀さを吹聴する親 …表面だけ良い子に見せようとする子どもになりがち。
8.子どもの約束を破りがちな親 …子どもは大人の権威を疑い、しつけや教育が浸透しなくなる。
9.兄弟いじめや友達への乱暴を厳しく止めない親 …自己統制がの力がつきにくい子になり。
他罰的傾向へ。
10.何度でもくり返して言うことがしつけだと思っている親 …子どもは理屈一辺倒になり
具体的処理能力が減る。
以上は一つの例です。親は子供の接し方について振り返って見ましょう。
「うちの子は…」と問題点をあげつらう前に
「私にも問題が…」とそんな心のゆとりがある親子関係をつくります。
不登校の体験談、このような気持ちでいた。
このように接してもらいたかった。
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